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【当日編】失敗しない同人イベント【+20冊売ろう大作戦!】

同人誌(グッズ)が+20冊売れるサークル運営方法 【当日編】

えび

本作った!あとは当日に臨むだけ!

えび

・・・でも思ったよりいいね RT もされなかったし当日売れるか心配だなあ
できればいっぱい本を売りたい
てかがんばってめっちゃ時間かけて作ったんだよお
誰もサークルに来てもらえなかったらどうしよう~~~~~~~

さじのき

このえびくんの気持ちすっごくわかります・・・(泣)
時間かけて作ったからには少しでも手に取ってもらいたいですよね

さじのき

今日は少しでも本やグッズを手にとってもらいたいという悩みを解決します・・・!

この記事を読み終わるころには+20冊本を売るための作戦をあなたは知っていますから。あとは当日これらの知識を実践するだけです。誰でもできますし順を追って解説していきますのでご安心ください。

この記事を書いてるのはこんなひと→@sazinoki

はじめての同人誌即売会で完売2連続達成の筆者が解説します。
ちなみに絵描き歴は2年少々。
(初回参加 170 部-2回目 230 部以上(コロナ入場制限有))

一応前提として本やグッズの質がモノをいいます。具体的には宣伝した際のインプレッションがよければよいほど売れます。あくまでこの記事は小手先のテクニックということを念頭に置いておいてください。

イベントは大きく分けて「事前準備」と「当日の運営」で成り立っています。事前準備編はこちらの記事をご覧ください。
>>【備品編】失敗しない同人イベント準備リスト【2021年コロナ禍対応!】

失敗しない魅力的なサークルづくりをするためのアイテムリストになっていますのでこれらをもとに設営していただければと思います。

ちなみに購買の大切な要素順に並べました。

頒布物の質>>>>>>>>事前プロモーション>当日の運営

という順番です。頒布物の中身がめっちゃだいじですが、当日の運営次第で売り上げはアップします。実際に買う気なさそうな人が約20人ほど買ってくれたのでわりと信悪性はあると思います。(ちなみにあとで買ってよかったと感想までいただけました)ウレシイ!

来場者は事前に行くサークルに目をつけて買うって方が多い印象だったのですが。それでも当日気になったものがあれば買うという割合の方が大半を占めていたんですね。購入予定のものだけ買うという方は6%しかおりませんでした。(以下参考)

さじかふぇ調べ

つまりサークルを回ってみてよさそうな本やグッズがあれば買いたいというわけです。それはあなたのサークルも例外ではありません。

それではどうずればいいのでしょう。ロードマップとしては以下です。人気サークルになれなくても少しは買ってもらえるようになります。

認知→興味をもってもらう→寄ってもらう→買ってもらう

認知はさきほどのリンクのサークルの設営準備編をご覧ください

「興味をもってもらう」「ちょっと寄ってもらう」この部分が当日の運営の部分で変わってきます。

では具体的に当日の+20冊売るための作戦を順に深堀していきましょう。

本を見やすくディスプレイ

認知してもらうためにすべきことその①です。ライトを当てて目立たせます。 光でグッズや本をPR しているサークルはそうそういません。まずは認知してもらいます。実際ライトを使って目立たせているサークルは私のところだけでした。誰もやってないことをするとやっぱり目立ちます。

ちなみにUSB充電式のコンセント不要の熱をもたないLEDタイプの安全に配慮したものです!コンセントなどを使用する場合運営主に確認を取る等安全第一にいきましょう!(避けたほうが無難)

余談ですがオリジナルサークル布も◎
かなり目立ちます。余裕があったら作ってみましょう。

積極的な声出し (意外と重要)

認知してもらうためにすべきことその②です。

現在コロナ禍につき大声は避けていただきたいのですが、それでも人に認知してもらえるくらいの声量(いつも人に話す程度の音量) で「いらっしゃいませー」 「今何部売れてます」 とか言ってるとチラっとでもこっちを見てくれます。認知され本やグッズを一瞬でも見てもらいます。

ここまで簡単ですね。次に行きましょう。

値段はわかりやすく

さてお客さんを視覚や聴覚に訴えかけ認知してくれました。 次のステップであなたのサークルは目利きされる段階に移行します。 お客さん視点で言うと「何売ってるんだろう? 買うかどうしようかなー。」みたいな段階です。

具体的には

・何がいくらで買えるのか
・ページ数
・カラーかモノクロか
・マンガかイラスト集か
・合同誌か個人誌か

などです。特に「何がいくらで買えるか」これだけは明確にわかるようにしましょう。お客さんの心理として

「あの本まあ買ってもいいかも(買うか否か決めかねてる)→値段みよう→値段表ごちゃついてて分からん→聞くほどでもないか→じゃあ買わない」



みたいな感じで通りすぎていきます。サークル主としては 「気軽に聞いてくれればいいのに!!」 と思うかもですがこれが現状です。

イベントは楽しいですが結構ドライな側面もあります・・・(笑)
ここでオススメなのは商品はわかりやすく明確に値段だけ表示し、 詳細は見本を見てねというシンプルな方法です。且つブックラベルやポスターに本の詳細を示しておくなどです。

こんな感じ

(余談:このブックカバーやブックラベルもコスト高な理由でそうそう同人会では見かけない取り組みでして、買っていただいた方からすごく好評いただけました!めっちゃうれしい!ありがとう!!!!!)

とにかくここはお客さん目線に立って「何が」「いくらで買えるのか」ここを明確にしましょう。これだけでも大分売り上げが変わってきます。実際お越しいただいた方にもわかりやすく、気持ちよく買い物していただきたいですしね♪

最後に大事なのでもう一度書いておきますが

「何が」「いくらで買えるのか

ここを明確にしておましょう。そしてできればわかりやすいように目立たせましょう。お客さんもここが一番気になるからです。

頒布物は多くても4つまで

これは上と内容かぶるのですが値段表示数が多いと 「何がいくらなの?」ってわかりにくくなります。

また後述しますがサークルの商品補充などのメンテナンス時間を減らしたほうがお客さんは寄ってきます。商品種類を増やすとそれだけサークル運営中のメンテナンスに時間を割くことになるので売れにくくなります。逆に言えばいいなと思ってもらえて値段表示がわかりやすければ買ってもらえる確率はグッとあがります!

下を向く時間をなくす

要はサークル運営で

・手間取った商品補充
・手間取ったおつりの整理
などなど

こちらががなにかと手間取っていると
お客さんはよくも悪くも優しいもので「なんか下向いて取り込み中かな」 「忙しそうだ」「なんか悪いし買うのやめとこう」ってなる傾向があります。

もちろんあなたの商品がどうしても欲しいというファンの方はそれでも寄ってくれますが、買うか買わないか極めてビミョーなラインにいる層はこういった行為一つでその場をスルーして行きやすい傾向があります。

一人でサークル運営する場合はメンテナンスはスムーズに。
売り子さんと運営する場合は一人は会計・顧客対応・メンテナンスと役割を分担しておくとよいでしょう。

常にお客さんを迎えられるスタンバイ状態でいましょう。

身内でわいわいするな

一冊でも本を多く売りたいならレジ前に人集まって集会の場みたいにするのは避けましょう。人と話してると話に割り込んでまで買わなくていっかってなる要因になります。

極端に例えるならクラスのカースト上位パリピ組の輪に陰キャが「あの、すみません・・・」みたいに入っていく感じに似ています 。・・・ムリ!!!そんなの絶対無理です!!!!

ここまでいかなくても「水を刺すのも悪いし遠慮しておくか」 「列でもなくあんなにわいわいしてもう完売したのかな」みたいになります。

上に同じく「お客さんいつでもおいでませ」って状態が買ってくれやすくなるのは言うまでもないです。

もちろん空いてるときや会計の際に一言二言お話をするのは大歓迎なんですけどね。実際うれしいです。

さじかふぇはここはわりとウェルカムで運営しておりましたがタイトに売ることを突き詰めるならサークルまわりでパーティー騒ぎは避けておいたほうが無難です

全く売れる気がしない場合値段をさげろ

経済学的用語を用いるならば需要供給曲線の均衛点に至っていないということができます。ただ値段を下げるだけでなく

「タイムセールやってまーす」
「最終在庫処分価格です」


とかちょっと珍しい言葉で発信しておくと興味を持ってもらいやすいかもしれません。

ちなみに黄色と赤を織り交ぜた値札は人の刷り込みによって安いっていう印象を持ってくれるカラーの組合せです。 積極的に活用していきましょう。こんなの↓

(なぜイチゴっていうツッコミはなしでお願いします。イチゴ美味しいよイチゴ

他取り込むな案件

・おつりをスムーズに渡す。 おつりばこは大きめにするなどです。
・理不尽なクレーマー対応はサークルスペース外で対応するなどなど
・サークル布落ちないようにするなどなど

また売り子さんと営業時間中に過度な打ち合わせするのも取り込み中みたいな扱いに捉えられる場合もありますので事前に打ち合わせしておくとよいでしょう。 営業促進以外の理由でもスムーズな運営ができサークル運営が楽しくなります!

まとめ

以上これだけでも実践すると大きく変わります。 体感+20冊は売れます。 逆にこれらをしないと20 冊逃すと言っても過言ではないでしょう。

これらに共通することはお客さんにいつでも対応できるようにするとよいということです。買ってでも手に入れたい中身がとても面白い·うまい絵を描ける方なら正直上のことをしなくてもお客さんが来てくれるでしょう。しかし、もしそうでないなら売り方に工夫をする必要があります。

営業戦略みたいでこういうのってセンスないと無理だよ。 営業スキルなんてないし経験もないよって思われるかもしれませんが私も一切営業活動なんてしたことありませんし、 そんな職に就いたこともありません、 もちろん勉強したこともありません。 それでも上に書いたことであれば誰でもできると思います。

大切なのはお客さん目線に立って、 どうすれば本·グッズに興味をもってもらえるか・どういうサークルが足を運んでもらいやすいか考えることです(重要)
何度も言いますが一番大切なのは本·グッズの魅力です(もっと重要)


あくまで今日のテクは付け焼刃のテクということは頭の片隅に置いておいてください。

これから本やグッズを作るよって方は頒布物を第一につくりましょう。もう当日挑むだけって方でも最低限のクオリティを確保していれば上の実践で売り上げはアップすると思いますのでぜひ試してみてください!

最後にイベントはサークルと参加者双方で作り上げるものです!楽しむ精神をもって楽しいイベントにしていきましょう!

では!