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アウトドア

しごとやめて北海道を10日間旅してきた記録#4【富良野・美瑛エリア】

北海道のみどころやおすすめスポットを紹介します

今回は、はじめて北海道を旅するという方に写真スポット中心にオススメ場所を紹介する記事です。記録は容量の関係で#1~3の3つの記事にわけてお送りいたします。基本的にはバイク旅の方が参考になるように書いてますが、記事中に紹介する場所は99%車でもアクセスできるスポットです。

旅感が伝わるように写真>文章という構成で書きましたので、是非ゆっくりしていっていただければと思います。

回ったところはこんな感じ

今回は前回の続きで⑭のオロロンライン(苫前)からスタートです。苫小牧からスタートしずいぶん遠くまで来ました。

ここから道央の富良野・美瑛エリアに立ち寄り苫小牧まで南下していきます。

#1から読むと旅の軌跡を辿れます。周回ルートの参考にどうぞ。

https://sazinoki.com/1009/

⑭ー⑮区間(苫前ー美瑛エリア)

この区間は今回旅した中でやや退屈ルート第二弾になります。具体的には苫前ー留萌ー国道233号線ー秩父別の区間です。

地図で言うと南下してきてこのあたりからでしょうか。

高速に乗ったからというのもありますが、海沿いから離れるとさらに見どころはなかったように思います。

トラックも多めで港から山間部を抜ける産業用の道路って感じでした。(あくまで個人的な主観による感想です。たぶん今までの旅路で目が肥えてたのもある)

逆に言えば今回の北海道の退屈ルートは前回紹介した国道238と今回の国道233付近しかなかったことになります。これだけ北海道広いのにすごいこと・・・!

なのでやや迂回する形にはなりますが北部に並行している霧立国道を通って(オロロンラインー美瑛・旭川を通る場合)アクセスしたほうが景観を楽しめると思います。実際、霧立国道は快走路みたいです。

野菜直売所

秩父別~深川近辺からまた北海道らしい開けた景色になってきます。

北竜町の畑や水田が広がるエリアです。農家が採れたてのとうもろこしを焼いていたのでおやつにいただきました。

甘くておいしい・・・!

パッチワークの丘手前

深川から方面からアクセスです。
国道からあえて離れて道道937を使ったのですが「旭川をパス出来る」&「素朴な景観を楽しめる」という点でこの道を正解でした。

また以下で無添加の北海道ミルクのアイスクリームが食べられます。

周りは緑に囲まれ落ち着いた雰囲気の場所にあります。

ひまわりの里

ここもいきたかった寄り道スポット

https://portal.hokuryu.info/sunflower/

北の大地一面にひまわり畑が広がっています。

パッチワークの丘

いよいよやってきました。県道の森を抜けると・・・

なにここすごい

あの丘の先からはなにが見えるんだろう

どこまでも遠くにいきたくなる空と草原

草に吹く風から夏の香りがします

写真撮ってる方がいっぱいいたのでたぶん名前のある木です
こっちは有名なマイルドセブンの木

この絵面すきなのでもう一度

写真はほんの一部。風を切るごとに景色が開けていく場所でした。

開陽台や豊富大規模草地が無垢な自然の雄大さを堪能できる場所とするとこちらは芸術味溢れる雄大さが味わえる場所かと思います。

7月上旬の土曜日ということもあり路駐して写真を撮られている方が散見されました。札幌や旭川からアクセスしやすい場所ということで観光客も多いのかもしれません。夏休みシーズン土日はもっと混雑しそうです。

⑮-⑯-⑰区間(美瑛ー富良野エリア)

旅の最後の滞在場所は美瑛・富良野エリアでした。バイクや車でなくともアクセスしやすいスポットかと思います。

ひまわり畑やラベンダー畑など広がるスポットやさきほどご紹介したパッチワークの丘など他の地域にはない色のある雄大さが堪能できます。

またカフェや温泉なども充実しておりゆっくり滞在するのにもってこいのエリアです。

星に手の届く丘キャンプ場

まずは滞在場所。(奥になにかいます)

ヒツジ発見。

それも放し飼いで。

羊3コママンガみたいになった

触れ合いも自由みたいです。やさしくふれあおうね。

とても安らぐ場所でここに3日ほど滞在しました

旅の道中、雨に濡れた服はこうして乾かしながら移動してました。(1週間も野宿してると次第に旅人ぽくなってきます)

800円/1泊とやはり安い。ちなみにキャンプ場併設でジンギスカンとか焼いてくれる場所もあるみたいです!

あ・・・・(ジンギスカンの肉って・・・・)

青い池

天気や季節他自然環境によって色合いが変わるとのこと。

天気が曇ってきましたがこれが功を制したのか文字通り青い池を拝むことができました。

きれい

花とのコントラストが鮮やかです

白樺の森のなかを歩くのが気持ちいい~~~

駐車スペースがあり、駐車料金がかかりました(数百円)シーズンは渋滞注意!

十勝岳温泉

寄っていないけれど気になったスポット。

十勝岳周辺は温泉が湧き出ており大自然の中で露天風呂が楽しめるそうです。
青い池からアクセスしやすいので立ち寄ってみるのもありかもしれません。旅館などもあるみたいです。

ラベンダー畑

きれい

さじのきが寄った場所は以下の「かんのファーム」

ここもよかったよ。写真ないので公式様より動画を引用です。

(上富良野観光協会様HPより)※BGM音量注意

なかふらのフラワーパーク

リフトからも景色が楽しめます。さらに上は展望台になっていて富良野町を見渡せるとか。
https://nakafukanko.com/spot/spot-139

このあたりはラベンダー畑が至る所で見れます。

赤や紫、黄色などが混じったラベンダー畑が周りの緑あふれる景色にとても馴染んでおり鮮やかできれいです。

⑰ー⑱ーS区間(富良野ー夕張ー千歳エリア)

カンバーナ六花亭

チョコレート・プリン・アイスクリームを買って景色を眺めながらテラスで休憩することができます。

しっかりおみやげは買っておきました。

ちなみに買ったのはこれ↓

六花亭の有名なチョコレート菓子ですね。

ドライアイス2個で富良野→苫小牧→フェリー→大洗→東京(気温34℃)と長旅しましたがやはり溶けてました。(かろうじて形を保っていた)
結晶化はしていなかったものの保存状態気になる方はクール便をオススメします。

haluCAFE

六花亭近くにあるカフェです。内装もきれいで北海道の牛乳・お肉を使った料理を振舞ってくれます。景色を眺めながら食べるオムライスが絶品でした。

以下記事にて紹介しています。

https://sazinoki.com/813/

近くのカンバーナ六花亭に流れがちですがゆっくりするなら間違いなくこっちのカフェをオススメします。空いてて快適でした。

シューパロ湖

苫小牧フェリー出向の時間まで3~4時間ということでやや急ぎ足で峠を越えている道中、静かな湖のほとりに着きました。

シューパロ湖という名前の湖です。交通量も少なく風の音しかないくらいに静かな場所でした。

富良野方面から来る方は必ず市街地で給油してから峠を越えるようにしてください。この先峠を南下した麓にあるガソリンスタンドは予期せぬ休業の可能性もある小さい商店の給油所でした。

その場合100Km近くガソリン給油ナシの峠越えになりますので残燃料には要注意です。また、熊や鹿の出没地域&携帯圏外区間も多いのでやや上級者向けの道かもしれません。

峠で残燃料が危ないと感じたら峠の途中で東に向かう道があるので逸れて三笠エリアに出て給油したほうが安全かもしれません。

めろんのテラス

最後に立ち寄ったスポットです。富良野市街地でもメロンは見かけたのですがやはり北海道と言えば夕張メロンということで峠を抜けたご褒美にとっておきました

糖度が秀・優・良・可みたいに分かれておりちょっと奮発して「優」を注文。

メロンアイス(1000円)

あっという間に食べてしまった・・・!

北海道でも苫小牧のほうに近づくと少しずつ暑くなってきました。そのせいもあって身体に染み込むようにメロンソフトが吸収されていきました。

とても甘くて美味。個人的には優でも十分すぎるほど熟しており秀だとこれがどうなっちゃうんだろう(?)と思ったので優でよかったと思っています。

おいしい。

このあとは南下してもう一度はじまりの地であるペンギン(ベーカリー)に寄り苫小牧港に到着!

そして無事大洗港行きのフェリーに乗船し本土への帰路につきました。

まとめ

さて、ここまで長旅に付き合ってくださった読者のみなさまおつかれさまでした。ここまで各オススメスポットを紹介してきましたが天気や距離など総合的なリザルトを網羅的にざっくり振り返って締めたいと思います。

時間も惜しいので早速行きましょう。

距離

今回の旅の延べ走行距離は2000Kmでした。

一日200kmくらいがゆっくり回れる目安かと思います。
筆者が一番走った日は斜里町Pの付近から⑪まで走り抜けましたが走行距離にして300㎞少々でした。雨にも降られたというのもありますがややしんどかったです。

などいろいろと世話しない旅になりそうです。また雨天時にどこか滞在するなど余裕を持った選択ができなくなります。

日数

今回のルートならツーリングのペース早い人でも個人的には7日は最低でも設けてほしいと思います。

さじのきの旅路詳細

移動手段:VTR250
宿  泊:8泊野営+1泊ゲストハウス
滞在日数:9泊10日
移動手段:VTR250
宿  泊:8泊野営+1泊ゲストハウス参考

10日間あるとだいぶ充実した旅になります。

移動=4時間(200kmと仮定)
寄り道=各所(1時間)×5か所(ここでは1日5か所と仮定)=5時間
合計9時間

こうすると朝6:00にキャンプ地を出発しても15:00にはキャンプ場に着くという余裕を持った旅になります。

こうすると平均して200㎞/日走れば10日で述べ2000kmの北海道旅が実現します。

費用

旅費詳細

燃 料 費:10,000円(VTR燃費30km/L)
食  費:40,000円/10日(おいしいもの食べたい)
宿 泊 費:500円/日(場所によっては無料)
雑費:20,000円/10日
船旅客代金:30,000円(往復)
合計‥‥10万円程度

ざっくり上記の通りです。

費用を浮かしたいなら北海道のキャンプ旅がオススメです。キャンプ旅の初期投資さえすれば北海道現地での宿泊費は

【宿泊費最低費用】
キャンプ場利用料 500円
温泉代 500円

だけです。

ホテルに比べてだいぶ費用を浮かすことができるので、圧倒的に食事やアクティビティに回せるお金が増えます。寝床にこだわりない方はキャンプ旅オススメです。

ちなみにすべて当日or前日予約でした。スマホ一本持っていけばなんとかなると思います。(土日やハイシーズンは注意)

天気

日中の天気について正確に測定したわけではありませんので記憶での暫定値になります。以下参照

道央・道東・道北(7月上旬)

晴れ:15%
晴/曇:40%
曇/晴:30%
雨天:15%

旅の4割くらいは雲の占める面積が多い日が続きました。

旅行のスケジュールをあえて決めないことで天気の良さそうな日に出発したり(予報では全晴れだった)、雨雲を避けながら(周回ルートを逆にするなど柔軟に対応)旅することで雨に降られる回数は抑えられると思います。(これでも雨は避けたほうだと思う)

北海道に行く時期や地域・その年の天候によるものなのであくまで参考程度に。

拠点で次の行先を決める際に専門的なお天気アプリも活用してました。(Yahoo天気のレーダーより10%ほど正確でした@あくまで体感値)
https://www.windy.com/

オススメアイテム

今回は多く紹介できないので一点だけ

▲バイク旅人おなじみツーリングマップル(通称:マップル先生)

今回もたくさんのバイク旅してる人に会って旅の情報交換をしましたが、穴場スポットをたくさん知ってる人こそこれを有効活用してると思います。

日本の各地方別にラインナップがあるので北海道を旅する方は北海道版を買っておきましょう。ちなみに車旅はもちろん、サイクリング旅でも役に立ちそうです。
(実際さじのきもこれ以上旅を面白くしてくれるマップを見たことがありません。)

マップル先生はよいぞ!

また、他にも意外なものが役に立ったマイナーグッズは以下の記事↓で紹介しております。

https://sazinoki.com/893/

おわりに

これまで紹介した写真はほんの一部に過ぎず、実際には素晴らしい景色がこのブログの何百倍も広がっています。みなさんも是非北海道に行ってみてはいかがでしょうか。

さじのきは今回の旅から帰ってきてからも、テレビや動画で北海道の景色が映るたびに「北海道いいなぁ」と口にしていました。

ちっぽけなことが全てどうでもいいと思えるくらい広大で雄大な母なる大地が迎え入れてくれます。

こんな場所がいつまでも残ってほしい。そんな思いに更けつつまた今年も行きたいと思います。

以上!おわります!