- この記事には企業様の広告が含まれています -

アウトドア

しごとやめて北海道を10日間旅してきた記録#1【苫小牧・帯広エリア】

北海道のみどころやおすすめスポットを紹介します

今回は、はじめて北海道を旅するという方に写真スポット中心にオススメ場所を紹介する記事です。記録は容量の関係で#1~3の3つの記事にわけてお送りいたします。基本的にはバイク旅の方が参考になるように書いてますが、記事中に紹介する場所は99%車でもアクセスできるスポットです。

旅感が伝わるように写真>文章という構成で書きましたので、是非ゆっくりしていっていただければと思います。

(※撮影させていただいている写真はブログやSNSに掲載することを各権利者に承諾いただいております。他記事も同様)

えびくん

北海道巡りたいけど広すぎる~~~~
写真スポットとか有名なところはいろんなブログや雑誌で押さえたけど穴場とかないの?
あと、旅路とかもどんな風に回ったのか気になる!
教えてさじさん!

さじのき

おっけい~~!
北海道の北半分中心にあちこち巡ったので自分の旅を振り返るコース順でならいろいろ紹介してもいいよ~~

まずは事前資料から

北海道を10日間一人で放浪してきました。7月初旬に東京からフェリー経由で愛機VTR250と共に北海道上陸です。 

さじのきの旅路詳細

滞在日数:9泊10日
移動手段:VTR250
宿  泊:8泊野営+1泊ゲストハウス

参考:旅費詳細

燃 料 費:10,000円(VTR燃費30km/L)
食  費:50,000円/10日
宿 泊 費:500円/日(場所によっては無料)
雑費:10,000円/10日
船旅客代金:30,000円(往復)
合計‥‥10万円程度

キャンプ泊でも美味しいものを毎日食べたりすると合計10万円くらいになると思います。ホテルや旅館に宿泊する方はさらに宿泊代金がここにかかってくるイメージです。

回ったところはこんな感じ

南西部苫小牧からスタート(S)し道北・道東・道央中心に各地を回りました。合計2000kmの旅!

いろいろ番号が振ってあるのは後述の記事中に写真を表示していく上でどの区間どんな写真が撮れるかという指標になればと思い、番号をつけました。

さっそくスタート地点の地図上「S」から写真を紹介していきます。一緒に旅して参りましょう!

S-①区間(苫小牧~平取エリア)

ペンギン

苫小牧近辺にあるパン屋さんです。

とべない食パンがもっちりうましでした!なまえもかわいい!!!

ペンギンアクセス→https://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010802/1058567/
イートインコーナーもあり、北海道小麦の焼けるベーカリーの香りのなかで旅の行程を練るのもオツかも。

地図も共有です。このへんはまだまだ都市部っぽい景観。

牧場

苫小牧から東に1時間かからずしてこんな景色になっていきます。

海沿いのたんぽぽ公園付近の牧場です。具体的な場所が思い出せないので地図にピンはさせませんでしたが、ちらほらこうした牧場が点在しています。近くにレース場があるのか馬の牧場が多かったです。北海道らしさが出てきましたね。

地図で言うと西側が苫小牧です。わりと海沿いでも牧場があります。

北海道到着から1時間もしないうちに早くも北の大地を旅してる感がでてきました。(先の牧場付近で撮影)

①ー②区間(平取町ー士幌町エリア)

平取ファミリーキャンプ場

さじのきの初キャンプ地。

しっかり先ほど寄ったペンギンの食パンがあります。なにもつけなくても美味しい。

温泉もバイクに跨れば2,3分程度で到着。湯上りにおみやげだけでなく産地の野菜も売られており北海道獲れたてトマトを100円で購入。おいしかったです。

キャンプ場(¥500円/日)と温泉(500円)
安すぎです。旅人にはとても助かりますね!

日高町付近の牧場

上記地図より北上して日高町付近まで向かうとさらに北海道感が増してきました。

のどかです
中央左側の二匹仲良さそう

牧場は日高町周辺(↓地図参照)です。国道の237号線・国道274号線を走っていれば大通り沿いでこのような景色が見えてきます。牧草の匂いのまじった風が気持ちいい~~~~~~~~

【車・バイク移動の方へ】
あと言い忘れてましたが北海道の都市部郊外は基本的に山地や草原地帯です。その各所、大自然の中にポツンと街が点在するイメージ。各街に到着しガソリンが減ってきていたらガソリン残量に気を配っておきましょう。特に次の街まで山岳地帯や大平原など過疎地域を長距離通過するときははやめの給油を忘れずに。

この先日高から十勝平野(士幌)方面の北東に抜ける際は、さっそく山岳・高原地帯に入ります。残燃料少ない場合は給油しておくことをオススメします。

十勝峠

※エンジン音注意

当時の予報で士幌平野は曇り&現在地が山岳地帯ということもあり雲が多くなってきました。快晴だったらもっとロケーションがいいこと間違いなし。空気UMEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

北海道は車の巡航速度が速いです。日中の国道でも法定速度+20Kmくらいが平均。後続車両によっては距離詰めてきたりするので時には道を譲るなどしてやりすごしましょう。
慣れない道でのスピードの出しすぎは野生動物との接触や警察の取り締まりなどに遭遇するリスクが高まります。安全第一です!

戦車注意看板

やや曇ってきました。

戦車注意標識は下の地図の「笹川北斗農場」より南に進み最初の交差点(道道771号線沿い)に設置されています。地味にネタ写真スポットです!(ちなみに上の「馬横断あり」という北海道でしかないような標識もこのエリアで発見しました)

森のキッチンかわい(余談)

先の十勝峠越えで旅の小休止をされたい場合このエリアに「森のキッチンかわい」という森のレストランがあるので押さえておくといいかも。各料理で野菜や肉を通じて北海道の味を楽しめるそうな。(筆者は行きたいスポットとして押さえておいたのですが旅の行程上寄れず。次は行きたい・・・!!!!)

国鉄士幌線幌加駅跡

北海道でノスタルジックな秘境を味わいたいなら間違いなくこの「幌加駅跡」をオススメします

↓動画

おそるおそる進んでいるのは車両乗り入れ禁止で徒歩で歩く必要があるのですが(徒歩30秒程度)この動画の-10秒前くらいに猟友会のおじさんから「昨日熊が出没したから周囲警戒してね~~」と言われたからというのもあります。

ちなみに猟友会のおじさんはこれを調査しにきたそう。画面中央だけ土が露出してますが熊が食べ物を求めフキの葉を荒らした跡だとか。

【熊に遭遇しない為に】
武装を解除している人間にとって実に危険な熊ですが、熊も人間を恐怖の対象として見ています。熊よけの鈴やラジオ・手を叩くなどは熊に出会ってからでは効果は薄いですが「熊に出会う前」なら効果は絶大です。
熊の聴覚は人間の数十倍も発達しており、これらのアイテムやアクションを通して人間の存在を伝える事ができます。出会わないことが一番の安全策と言えます。

※この地域は北海道有数のクマ出没地帯だそうです。山林を歩く際は特にご注意を!※

目印が特になくスルーしてしまうような場所にあります。糠平湖の南の長距離ストレート中腹に位置します。国道沿いから30秒程度の距離ですのでモロに山林を歩くということはありません。しかし動画のように整備されていない道なので動きやすい靴でアクセスすると良いでしょう

上士幌町市街地

十勝平野のはずれにある上士幌の街に到着。キャンプの設営を済まして市街地に繰り出します。

温泉発見!

300円の温泉&充電スポット(無料)
旅人のみなさんは感謝の気持ちを忘れずに利用しましょう。

糠平湖から南下して士幌近辺で温泉&充電するならココ!圧倒的コスパで身体のエネルギーと各種電子機器のエネルギーを回復してくれます。近辺にコインランドリーもあります。
至れり尽くせりです。

近場でごはんまで済ましてしまいました。この日お昼は糠平湖の昔ながらのドライブイン(死語?)でカップラーメンだったので夜は豪華にキメてきました。THE☆GYOKAI

生ちらし1400円!コスパ◎

キャンプ設営できる公園まである

(夕方設営して上記温泉や食べ物食べに行った。無防備すぎるのでみなさんはマネしないように)

旅人のさじのきはキャンプの出来る公園で一泊しました。
(また、公園でリヤカー無料貸し出ししてるあたり、東京民からすると自由を感じます。)

③-④(上士幌ー阿寒湖エリア)

足寄町営大規模草地

上記のような大規模な草原と牧場が広がっている魅力あふれる場所のはずが・・・・

あいにくの雨!!!!

よって画像は素材でお借りしました。こんな天気だったらよかったのに~~~~~~~

雨だし寒いしでそれどころじゃなく雨雲レーダーで雨を抜けるためにひたすらこのエリアを駆け抜けてました。(2,3時間後雨雲を抜けて晴れた)下記地図周辺が上みたいな牧場が広がっているエリア。

阿寒湖&アイヌコタン

阿寒湖エリアに到着。高原に位置して士幌町から来ると上り坂が続きます。天気も晴れてきました。

阿寒湖に向かう旅路。南部で撮影

車もほとんど通らず空気が澄んでいます。森の奥からはキツツキが

カカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカ

と絶え間なく木をつついている音が聴こえてきます。ちなみにここに来る前にはじめて野生動物であるキツネに遭遇しました。キツネは路肩を歩いていたのですが雨&後続の交通量が多い&道幅も狭く写真は撮れませんでした。あしからず。

山道ですら雄大です。

お待ちかねのアイヌコタンに到着。

建物の中に入ってみました。

ごはんが食べられるということで行者ニンニク定食を食べてスタミナ補充!ガッツのあるお味でも「THE☆ニンニク」みたいな臭さはありませんでした。ちなみに北海道の名物食材のひとつですが地元の人曰く日常的にはほとんど食べないとか。にらとニンニクの間みたいな食べ物。おいしい!!

ノスタルジックでありながら北海道の先住民の文化まで感じられる素晴らしい場所でした。

コタンに住むネコを発見。


アイヌネコというらしいです(ウソヤデー)

・・・

アイヌコタンの場所はここ。
北海道のだいぶ奥地まで進んできました。

④ー⑤(阿寒湖ー斜里町エリア)

道の駅あいおい

ここから斜里町に向かう途中。アイヌコタンを後にして北の方(国道240沿い)に道の駅があります

大自然のなかに線路が・・・!さらには駅舎や車両まで・・・!
電車好きな方は立ち寄り必須かもしれません。

休憩もできるので小休止にも◎!
アイスとかおみやげとかいろいろ売ってました。

ちなみに上画像参照の駅舎は入る事ができます(飲食メニューもありました)

動画も撮ってみました。
なかなかノスタルジーな佇まいで当時の時刻表らしきものまで見る事ができます。歴史を感じる。

周辺はすっかり北海道らしい平野が広がっています

あいおい道の駅の場所はこの辺に位置します

斜里町

山が霞んで見えるほど平原が広がっていました

写真は334号線の下記地図で言ううねうねした道から10メートルほどわき道に入ったところで撮影

まとめ

北海道の苫小牧から北東のオホーツク海まで3日でぶった切るように横断してきました。このあとはオホーツク海の港町、斜里町郊外に滞在し北海道の知床・開陽台エリアを探索してきたのでレポートしていきます。

いよいよ北海道の最も自然あふれる地域に突入です。野生動物との遭遇、まだ見ぬ広大な景色にもたくさん出逢えましたのでそれらを存分にご紹介していきます。後日Part2へ続きます。

余談だけどやっぱりGoProほしいね。動画のブレがスマホだと気になる。
買うならAmazonでモデル10とかコスパ良さそう!

おわり!

次>>

https://sazinoki.com/1106/