北海道のみどころやおすすめスポットを紹介します
今回は、はじめて北海道を旅するという方に写真スポット中心にオススメ場所を紹介する記事です。記録は容量の関係で#1~3の3つの記事にわけてお送りいたします。基本的にはバイク旅の方が参考になるように書いてますが、記事中に紹介する場所は99%車でもアクセスできるスポットです。
旅感が伝わるように写真>文章という構成で書きましたので、是非ゆっくりしていっていただければと思います。
事前資料おさらい
北海道を10日間ソロで放浪してきました。7月初旬に東京からフェリー経由で愛機VTR250と共に北海道上陸です。
移動手段:VTR250
宿 泊:8泊野営+1泊ゲストハウス
滞在日数:9泊10日
移動手段:VTR250
宿 泊:8泊野営+1泊ゲストハウス
燃 料 費:10,000円(VTR燃費30km/L)
食 費:50,000円/10日
宿 泊 費:500円/日(場所によっては無料)
雑費:10,000円/10日
船旅客代金:30,000円(往復)
合計‥‥10万円程度
回ったところはこんな感じ
今回は前回の続きで⑪-⑫エリアの最北の地からスタートです。苫小牧からスタートしずいぶん遠くまで来ました。
ここから道央の富良野・美瑛エリアに立ち寄り苫小牧まで南下していきます。
⑪ー⑫ーP区間(クッチャロ湖ー宗谷岬ー稚内エリア)
エサヌカ線
クッチャロ湖から5分くらいでエサヌカ線に入れます。地図で見てもわかる通り直線が続きます。
これまでも両脇に草原や牧草地帯が広がったりしたポイントはありましたが、ここはガードレールや電柱さえありません。これがエサヌカ線の醍醐味と言えます。
曇りの最北まで伸びるエサヌカ線はどこか不気味ささえあります。
たぶん夜はホラー(月と星空が見れれば別)
エサヌカ線には始点と終点の出入り口があり大抵の旅人はみんなそこから入って抜けていくのですが、常に逆張りライフを歩むさじのきはあえての草原を突っ切るような細い脇道から入りました。
すると・・・・
エゾシカ・・・・!!!!!!!!
野生!!!!!!!!!!!!!!!
30年くらい生きてきてはじめてこんな景色に出会えました。(感動)
鹿の余韻に浸りつつエサヌカ線中腹まで来たのですが
前も後ろも地平線。
エサヌカ線を抜けて宗谷岬に向かう途中牧場を発見
開陽台とは一味違った雄大さがあります。曇ってる北海道はこんなかんじなのでみなさんは是非晴れの日を狙ってください。さらに素敵な景色となるはずです
宗谷岬エリア
エサヌカ線から238号線を辿るとこんな景色が続きます
緑と青が目にやさしい。あの稜線の先が宗谷岬かな?
・・・いや!きっと水中は青くてきれいなんだよ!
なかよしです
白い道入り口付近の景色こんなかんじ
留萌・オロロンラインを通ってくる方は海沿いを脳死で走ってきがちですが以下地図あたりで内陸側にinすると素晴らしい景色にたくさん出逢えると思います。
実際に行くとこの100倍はきれいです。最北に近づくにつれ海から潮風が漂ってくるのが気持ちいい。
なお突発過ぎて写真や動画には収められなかったのですがここでもエゾシカと遭遇。草むらからバアンってでてきて10秒ほど並走しました・・・!すごい貴重な経験・・・!!!
稚内
最北の飛行場・最北のマクドナルド・最北のコンビニ・最北の駅・・・
あらゆる「最北の〇〇」がこの街に凝縮しています。飛行場で気軽にアクセスできるのも稚内のいいところ。ローカル旅になるかもですが電車で富良野や女満別などアクセス(要乗り継ぎ)することもできます。
終点駅&近隣に飛行場などもあるので街はある程度栄えています。体感でいうとオホーツクでお世話になった斜里町の広いverの街って感じ
稚内市街地の西側が丘になっておりキャンプ場もあるようなので先にここで設営だけ済まして市内を探索することにしました。
設営終えてさっそく市街探索。
デノーズ
稚内市内にあるハンバーガー屋さん
でかすぎて食べるのに30分くらいかかりました!満腹・・・!
北海道産の牛ひき肉を使っているそうな
稚内駅
お土産はここで買いました。
あ・・・・・・・・!!宗谷岬の牛って・・・・・
稚内森林公園キャンプ場
実はこの北西数百メートルの地域で数日前にツキノワグマが出没したというエリアだそうです。
・・・・が設営済ましてしまったのもあって構わずキャンプすることに。(いつもの逆張り精神)
今夜は誰もいないかと思いきや案外周囲にキャンパーいましたね。
設営も終わってちょっとした夜景が見れるという情報を仕入れて(現地旅人から聞いた)バイクで2・3分ということなので夜道に繰り出してみました。
すると・・・
エゾシカ・・・!!!!!!
やや太ってます!!!!
これはクマもおいしくいただくよねなんてことを考えながら(念のためバイクのエンジンをかけつつ(熊鈴効果))夜景をパシャリ
これは穴場スポット。
鹿と最北の地で3回目の遭遇です。一応しか見たい人向けにコンディションを共有すると7月上旬で天気は曇りでした。いずれも周囲に1km以上人気がない状況(今回のキャンプ場除く))
そしてクマにも会うことなく夜明け。
みごとに雨です。
この日は稚内市内のゲストハウスにアポとっているので放浪は軽めに、雨雲レーダーで雨雲のない方角へ出発するのでした。
稚内周辺
稚内の南側をぐるぐるした軌跡を描いていますがこれが当時のおおまかなルートです。天気も優れないので旅の小休止の日にしました。
駅舎の中にも入ってみました
撮影時9:50くらいだったので待ってみることに。
来た・・・!
一両・・・!
このあと手を振っておきました
この駅は抜海駅
ぼっちの風車を発見
このあたりだったと思います。晴れてきた!
漁師の店
文字通り漁師さんが経営する店です。獲れたての魚介がしょうゆや生姜なくても美味しい!!!!
2021年はコロナ禍ということでライダーハウスとしての営業は停止中でした。平時はライダーハウスとしての宿泊もできるようです。いわゆる民泊ですね。
【旅人情報】
職人気質の親父さんが経営するライダーハウスも併設。
夜は食堂に集まって酒盛りが始まるそうですが、ある時、あるライダーが別のライダーを誹謗中傷して
出てけおらああああああああ!!!!
と首根っこ掴まれつまみ出されたという噂が・・・・
いい子にしてる旅人に対しては夕食時に獲れたて魚の刺身盛りをサービスしてくれるなどの温情溢れるおもてなしをしてくれるときもあるとか。
旅人に楽しく過ごしてほしいという想いがあるのかもしれません。
誹謗中傷カッコワルイ
(2021年は宿泊できなかったので真意は定かではないですが真相はいかに・・・)
ゲストハウスモシリパ
4000円で屋根付きの宿に一泊
共用スペースは自由に使ってOK
お風呂の時間が決まっていますので入りそびれないように注意。
ゲストハウスここが失敗!【3選】
・他人のいびきがうるさい
・コインランドリーが混みやすい
・キャンプ場より高価
しかし
・電波が良い
・壁と天井に四方を囲われ雨風を凌げる
・冷暖房完備で外気の影響を受けない
・さらにベッドで寝れる。
というプラスの面も大きいです。上記デメリットを踏まえながらキャンプ旅にうまく取り入れてみましょう。
デメリットを上げていますが他人のいびき以外はメリットのおつりのほうが大きかったです・・・!
ゲストハウスモシリパさんはオーナーが若く気さくな方でいろいろと自由度高く利用させていただきました。部屋もきれいで旅初心者さんにもオススメです。
Pー⑬ー⑭(稚内ー豊富大規模草地ー苫前エリア)
稚内を出て南下していきます。旅も後半に差し掛かってきました。豊富大規模草地とオロロンラインがオススメルートです。
豊富大規模草地
曇っていますがこれが青空だったらと想像してみてください。空はどんよりしてますが牛はのびのびしている様子
草原
大規模草地の路肩で鹿の死骸を発見。
上空をワシが飛んでいました。車による事故なのか、ワシに襲われたのか死因は不明です。
旅していると残酷な場面に遭遇することもあります。
牧場。風景を撮っていたら牛が集まってきました。(画面右上からも続々と集まってきます)
牧場の飼い主が現れ牛追いがはじまりました。これから乳しぼりの時間でしょうか。
このあと別の牧場では、牛たちとかけっこしました。
なにこれ楽しい
トナカイ牧場
曇っていてもたくさんの動物に出会って元気をもらえました。
実際生き物との触れ合いは人間同士でなくとも動物との接触でも幸福ホルモンである「オキシトシン」が分泌しますからね。
ちなみに写真撮れなかったけどまた鹿の群れに会えました。3匹の小さい群れで親子ぽかった。
糠南駅
北海道の最も廃駅寸前と言われる駅がこちら
雨でも来た甲斐あったぜ。
電車に興味なかったけど電車にも乗ってみたくなります。駅舎が物置です。
こう考えると東京駅ってすごすぎです。この駅を毎日使ってる方からしたら異世界レベルです。
オロロンラインを通るとなかなか来れないスポットです。いつかは廃線のノスタルジックスポット=幌加駅みたいになってしまうのでしょうか。
甘エビファクトリー
甘エビ漁獲量日本一の場所の甘エビ専門店です。すっかり日が傾き遅い昼食を摂りました。PM3:00くらい
1000円でエビたっぷり食べられます。カフェっぽくて上手く撮ればインスタ映えしちゃうかも(?)
すっかりお昼が遅くなったついでに日照時間の比較
北海道は緯度が高いため日の入り時刻が東京や大阪と比べると遅いです。
東京都(東京)
日の出(4:25)~日の入り(19:00)
日照時間=14:35。
北海道(札幌)
日の出(3:55)~日の入り(19:18)
日照時間=15:23
東京都に比べて58分も日が長いです。これが最北の稚内地方となればさらに日が長くなります
15:00では、暗くなっていく気配すらありませんでした。北海道は日が沈むの遅いので昼の時間が長く感じられます(実際長い)
とままえ夕陽ケ丘キャンプ場
今夜の寝床です
温泉から撮れた景色
近くに温泉アリ・道の駅アリと立地に恵まれたオロロンライン沿いのオススメキャンプ場です。
おわり
一夜明けたら次はいよいよ最終エリアの富良野・美瑛エリアに突入します。旅の終盤は晴天になりますので晴れた北海道をお楽しみに…!
記事の容量がいっぱいなので次回に続きます。
では!