今回は初心者向けにドルとペッグしたステーブルコインの解説と買い方について学びます。
円安が加速すれば1ドル交換するのに120円かかっていたのが→1ドル=130円、150円、200円と上がっていきます。円の価値が各国と比較し、相対的に下落すれば日本人の預貯金の目減りを意味します。
その対策に日本円をドルに替えておくことを多くの人々が既に始めています。今回はドルと価値が連動したステーブルコインという形でドル資産を持つ方法を紹介します。
まだドル資産を持ったことない人も、この機会にドル基軸のステーブルコイン購入の検討をしてみてはいかがでしょうか。
初心者さんはもちろん、自分は大丈夫というベテランさんも初心に帰り、ステーブルコインついてこの機会におさらいしておきましょう。

・ステーブルコインとは(特徴・メリットやデメリット)
・ステーブルコインの買い方
ステーブルコインの最低限これだけ押さえておくべきことをまとめました。
逆に言えばこれだけ押さえておけばひとまずOKです。
こんなひとが解説します。
【筆者の実績】
・BINANCE取引高400万円over
・仮想通貨収益80万円/2month
・仮想通貨トレード歴2017年~
早速解説します。
ステーブルコインとは
以下の目的で開発されたコインと言えます。
ステーブルコインは、安定した価格を実現するように設計された通貨です。ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)は、ドルや円といった法定通貨と比較すると価格変動が激しくその実用性に課題があると一般的に言われています。仮想通貨が広く普及する上でも価格の安定は大きな課題の一つとして考えられ、ステーブルコインはその課題を解決する通貨として考案されました。
@bitFlyer
具体的にどのような通貨があるのか見て行きましょう。以下は代表するステーブルコイン4種です。
USDC(USD Coin)
USDCはCentre Consortiumという組織が発行する米ドルと連動する米ドル担保型のステーブルコインです。USDCの発行開始は2018年下旬にローンチされました。
2015年発効されたUSDTと比較してかなり後発ですが、USDTの保有量が安定しない中で、USDCは流通している現金や資産をチェック(主に大手企業・会計事務所)し、その資産高と発行しているステーブルコインの数と一致しています。また、創立メンバーは決済サービス会社のCircleと仮想通貨取引所のCoinbaseで社会的信用性が高く評価されています。資産の公表もしており、2021年に入ってからも急成長しており、安定性が見込まれているステーブルコインです。
最大の特徴は、1ドル(USD)がおおよそ1USDCになるように固定されていることです。
USDT
USDTは、Tether Limited社が運営しているドルペッグ型のステーブルコインです。USDC同様、ドルの価値と連動させることを目的としております。
USDC同様、1ドル(USD)がおおよそ1USDCになるように固定されています。発行されたテザー(USDT)とTether Limited社が保有する米ドルを同量にすることで、価値が担保される仕組みとなっています。
テザー(USDT)は安定した仮想通貨ですが、Tether Limited社の強い中央集権下で管理されています。Tether Limited社の運営に左右され、万が一不正や破綻した際に、一気に価値を失う可能性があります。
DAI(Dai)
DAIは分散型自律組織(DAO)、米ドルに連動する暗号資産担保型のステーブルコインでMakerDAOが発行しています。上記の法定通貨担保型以外の担保型の中では、最も発行量の多いトークンです。市場の主要なステーブルコインの発行が中央集権型の運営であるのに対し、DAIの運営は分散型組織(Maker(MKR))というガバナンストークン(一種の投票権)の保有者により、民主的に管理されています。基本的な仕組みは、暗号資産を担保としてスマートコントラクトに入金し、それと同価値分のDAIが発行されるというのが大枠です。
単一の仮想通貨でしか担保できないトークン(SAI)、近年ローンチされたマルチ担保型トークン(DAI)の2種類が発行されています。(2022年6月現在)
JPYC(JPY Coin)
JPYCは日本の法規制に対応し発行されるステーブルコインです。独自のブロックチェーン技術(ERC20)を活用し、日本円とペッグしており、日本円を発行体のJPYCに入金すると、同じ価値分のJPYCが発行されます。
海外投資家がステーブルコインに対する規制がない中で、ステーブルコインの発行や販売・流通を行い、各国の規制当局が法規制の導入に向けて動いているのに対して、JPYCは日本の法規制に対応し、「前払式支払手段発行体」としてJPYCを発行しています。
ユースケースも増加しており、2021年1月のローンチ以来の10か月後には3億円を突破しています。
共通しているのは円やドルにペッグしていることで、これが最も大きな特徴となります。
ステーブルコインのメリットとデメリット
上記の種類と特徴を押さえたうえでメリットとデメリットを考察すると以下です。
メリット
ステーブルコインは通貨や資産に連動し、他の仮想通貨よりも価値が安定しているため、ボラティリティが圧倒的に小さいという特徴そのものがメリットとなります。
円安対策でドルを円に換えておく、利益確定の手段としてステーブルコインに替えるなどの利点があります。
デメリット
ステーブルコインは法定通貨と同じ価値を持ちますが、それは投資対象になりにくいことを意味します。安定してますがボラティリティを活用した運用は不向きです。
また、政治面も考慮すると、犯罪・テロ組織などの資金のマネーロンダリングに悪用されるのではないかという懸念があります。
これにより、各国がステーブルコインの規制を強化する可能性があります。
実際、2020年には欧州で「暗号資産市場規制案」を発表し、ステーブルコインの発行を銀行などに限定する方針を示しています。
安定しているが故のメリットとデメリットがあります。
とはいえ、企業の決済手段に導入されるなどの動きもあるので、利便性の高さを考えるなら普及する方向で推移するのではないでしょうか。
ステーブルコインの買い方
さて、ここからはUSDCを例にステーブルコインの入手方法を解説します。
はじめての方は円→仮想通貨(BTCやETH)→USDCというステップでトレードしていきます。
前準備
①仮想通貨(BTC)を購入する
こちらの記事を参考にBTCを購入しておきます。(ETHやXRPでもBINANCEに対応した仮想通貨ならなんでも構いません。)
②バイナンス(BINANCE)の口座開設する
現状国内取引所では入手できないため、海外取引所BINANCEを利用します。まだアカウントを開設されてない方は以下の記事を参考にどうぞ。10分程度で登録完了できます。

③BINANCEに仮想通貨を送金しておく
各種仮想通貨&ネットワークを選択し国内取引所やメタマスクからBINANCEアドレスに送金します。送金方法は以下をチェックです。
操作が心配な方はこの機会にコインチェックに口座開設すれば画像を真似するだけなので確実です。
上記3ステップを経て、BINANCEに仮想通貨BTCやETHがある状態になっていればOKです。これからいよいよUSDCに替えていきます。
本編:BINANCE内で仮想通貨をUSDCにトレード
バイナンス内にある仮想通貨をUSDCに替えます。ETHとBTCそれぞれ2パターン見て行きます。
BTC→USDCの場合
トップ→トレードのプルダウンより「現物」を選択。

検索窓に「BTC」と入力し下にある「BTC/USDC」を選択

↓左上が交換したい通貨のペアになっているか確認し指値価格でトレードしたいチャート価格を入力。
今回は黄色矢印のように$27,000まで上がることに期待し「指値」に「27,000」と入力
売りたい分のBTCを入力し「売却BTC」をクリックします

以下のように表示が出ればOKです。チャートが指定した価格(指値)になったタイミングでBTCを売却し、指値設定分のUSDCに交換されます。

以上。おつかれさまでした!
指値注文を積極的に使って有利な取引をすすめましょう。
指値とは、仮想通貨の売買をする価格をあらかじめ自分で指定しておくことです。買い注文では「仮想通貨が○円以下になったら買う」、売り注文では「仮想通貨が○円以上になったら売る」というように、売買する価格を設定します。指値注文を上手く活用すれば、仮想通貨をより安く購入したり、より高く売却したりすることができるため、ぜひ覚えておきたい方法でもあります。
@liquid
有利な取引をするために指値注文を設定しておけばパソコンを閉じていても設定した指値になったら自動的にトレードが成立します。
逆にいますぐUSDCに替えたい場合は成行注文で取引すればOKです。
ETH→USDCの場合
トップ→トレード→プルダウンより「現物」を選択。

検索窓に「ETH」と入力し下にある「ETH/USDC」を選択

↓左上が交換したい通貨のペアになっているか確認し指値価格でトレードしたいチャート価格を入力。
今回は黄色矢印のように$1,500まで上がることに期待し「指値」に「1,500」と入力
売りたい分のETHを入力し「売却ETH」をクリックします

以下のように表示が出ればOKです。チャートが指定した価格(指値)になったタイミングでETHを売却し、指値設定分のUSDCに交換されます。

以上。おつかれさまでした!
おわりに
円に利益確定する一歩手前の換金資産・仮想通貨に再投資する際の保管手段としてUSDCなどのステーブルコインに替えておくと良いでしょう。
ステーブルコインを受け入れる企業・店舗が増えれば、一気に普及する可能性もあり、そうなれば今後、決済手段として社会に普及していくかもしれません。
今後の円安加速・円安再燃もあり得るのでこの機会にドルペッグのステーブルコインにしてみてはいかがでしょうか。

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