初心者向けに仮想通貨の注意点を共有です。
初心者さんはもちろん、自分は大丈夫というベテランさんも初心に帰り、仮想通貨のリスクについてこの機会におさらいしておきましょう。
・初心者が陥りがちな仮想通貨の危険性(挙げたらキリがないので厳選済み)
・素人が仮想通貨投資で注意すべき点
最低限これだけ押さえておくべきことをまとめました。逆に言えばこれだけ押さえておけばひとまずOKです。
こんなひとが解説します。
【筆者の実績】
・仮想通貨取引高1000万円over
・仮想通貨収益80万円/2month
・仮想通貨トレード歴2017年~
早速解説します。
①.ボラティリティが大きい

時価総額最大のビットコイン含め仮想通貨はチャートが乱高下しやすいです。いわばボラティリティの高い投資商品です。10%の増減はザラです。
ボラティリティ=チャートの上下幅のこと。高ければ高いほどハイリスクハイリターン。
特に草コインと呼ばれる時価総額の小さいコインでは1年経たずして一瞬で価値が(100%下落)ほぼ0円になるということも珍しくありません。
油断ならないのは大型の仮想通貨プロジェクトでもあり得ることです。
例えば2022.5にLUNAというアルトコインが大暴落した事件があります。
仮想通貨人気ランキング10位にもランクインしていた4兆円を超えるも巨大プロジェクトコインでもこのような暴落があったということは覚えておきましょう。

ちなみに原因は・・・
LUNAをバーンすることで価格を安定させてきたUSTのペッグが1度外れることで人々が不安定性を認識し、売り圧が増えたことでLUNAの時価総額がUSTの時価総額を下回ってしまったことが原因と考えられています。
@caica
個人ではどうしようもない下落です。分散投資を心がけておきましょう。また仮想通貨投資は失っても大丈夫な資金から始めることをオススメします。そして増えた資金で投資に回していくスタイルが健全です。
間違っても生活資金切り崩しての投資や、消費者金融で借金して投資するなんてことはしないでください。これが一番失敗して稼げないパターンかと思います。
ただしボラティリティが高いということは暴落の逆もあり得るということなのでここはメリットの側面でもあるということも理解しておきましょう。
②.セルフGOX
仮想通貨でアドレスを間違えるとセルフGOXします。GOXとは「資金を失う」という意味です。
GOXはアドレス不明の送金とチェーン選択のミスが最多です。
特に取引所から個人ウォレット(例:Metamask)に資金移動する際はチェーン選択に気をつけましょう。代表的な例を挙げるとBTCをイーサリアムチェーンのメタマスクに送金はできません。チェーンが異なるからです。
・送金時のアドレス入力はいかなる場合もコピー&ペーストで入力
・送金時のチェーン選択をよく確認する
・送金時は安定した通信環境で行う。ブラウザを落とすなどしない
・連打しない。(GOXではありませんが二重でガス代(手数料)がかかったりします)
・大金の資金移動時は少額の送金テストをする
OpenSeaのポリゴン上のNFTからいきなり入る人は、「売上がポリゴン上のETH」というのを知らずに、そのまま取引所のETHアドレスに送って、セルフGOXする可能性があるのか。
— 鳩豆ボタン(hatomame)@Voxel Rangers (@wizon_button) September 27, 2021
その辺りはやり方とかを説明する際に補足していこう…。
そしてわかっていてもやらかすこともあるし😂(私がやりそうなやつw
一番の有力な対策はGOXを起こさないように送金テストをして無事送れてから本送金するようにしましょう。
また、メタマスクへの送金方法はコチラの記事をどうぞ。他取引所にも応用できる知識で書かれています。(メタマスク使わない人はスルーでOK)
③.税金
これらの時に申告が必要ということを押さえておきましょう
・仮想通貨を売却したとき
・仮想通貨で決済したとき
・仮想通貨で他の仮想通貨を購入
・マイニング・ステーキング・レンディングで仮想通貨を取得したとき
例えば200万円で1BTC購入してそれが600万円で売却・あるいはほかの通貨とトレードした際は仮想通貨益400万円を申告しなければなりません。
申告漏れの徴収課税でこのような事態に陥った人もいます
2億円以上の追徴課税を受けた東京都内の40歳代の男性会社員が取材に応じた。男性は自宅を手放さないといけない可能性もあるといい、「正しい知識を持っておかないといけなかった」と悔やんだ。
男性は2016年、ビットコインを購入し、他の暗号資産にも取引を広げた。17年末には1か月弱で保有するリップルの価値が約10倍に高騰し、資産価値は4億円以上に膨れあがった。一部は現金にしたが、大半は別の暗号資産に交換した。
交換分の申告が必要とは思わず、現金化した分を除いて確定申告しなかったが、昨年9月、税務署から申告漏れの指摘を受け、過少申告加算税を含む追徴税額は2億円以上になった。
@読売新聞
税金対策はしっかりしておきましょう。(最悪、記録だけでもしておく)
とはいえ 数千円程度試しにビットコインを買ってみて数十万円利益が出た程度 ならぶっちゃけ税務署からお咎めはありません。それに後述するコインチェックならあとで税申告できるように記録もされるので大金を扱わない限り税金は気にしなくて大丈夫です!
④.ハッキングリスク
ハッキングは大きく分けて二種類あり、取引所のハッキングリスクと個人ウォレットのハッキングリスクです。
取引所は分散して使用する。これが最善手段でこれ以外にリスクヘッジする方法はありません。
メタマスクのハッキングリスクについて
①シードフレーズは他人に絶対に教えない
②シードフレーズはWeb上で一切入力しない。
③メタマスクを開いてるブラウザで怪しいサイトに接続しない
これらを徹底するようにしましょう。
③については普段使うブラウザを分けておくといいでしょう。(さらに徹底するなら使用時以外はオフライン保管がベストです)
そしてこれはハッキングではなくメタマスクの資金管理に関することですが、パスシードフレーズは忘れると二度と復元できなくなるので上で記憶したメモは厳重に保管しましょう。
こうしたリスクを押さえて始められる導入方法を解説してますので以下記事も併せてどうぞ。
メタマスク所有後ハッキングされたらウォレット内全ての資産を失います
【→コールドウォレットはこんなかんじのもの】
火災リスク・保管のしやすさなども加味するとコールドウォレットが最も安全でしょう。今後の仮想通貨ブームに備えて1個くらい持っておくとよさそうです
まとめ
以上大きく分けて4つのリスクさえ押さえておけば最低限はOKです。
仮想通貨業界はこれから全体で伸びていく業界と予想されており、名だたる企業が続々と参入しております(スタバ・コカコーラ・スクエアetc)。
(2023.11追記:なんとアメリカでビットコインがETF承認される見込みです!!)
↓ビットコインETFの理解を深めたい方は以下も参考までに
早いうちから仮想通貨を持って(人生で今が一番早い)最先端のIT経済に飛び込んでみるのは有意義な体験かと思います。税金やれハッキングなどは少額で国内取引所ではじめるならほぼ目を付けられることはないので気にしなくてOKです。
実際、税金については「利益が出てから考える」でいいと思います。利益が出なかったらただの”取り越し苦労”ですからね。
そう簡単に「爆益」みたいなものには出会えないので大丈夫ですし筆者も何も考えずはじめましたw
まずは実際にビットコインを持ってみることで理解が深まると思います。
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