円安が3%以上傾いたらさすがに危機感を持ったほうがいいです。過去100円ちょっと程度だった円の価値がいま2022年秋現在150円に迫ろうとしています。円安対策をしている人としてない人では自分の『貯金の目減り』によって資金繰りの差に雲泥の差が出てきます。
円安とかって世界やら政府やらの問題で個人でどうしようもなくない?なにすればいいのかよくわからん
こんなふうに思われた方でも大丈夫です。確かに個人の力で円安を円高に持っていくなんてことは不可能でしょう。しかし個人でできる円安対策をすることで大衆のお金が目減りする中、自分は減らさない(むしろ増やせる)という状況を作り出すことはできます♪
・円安とは何か(中学生でも習う内容ですので知っておきたい)
・円安で自分のお金を守る方法レベル別3選
・結論→対策するべきかしないべきか
こんなひとが解説します。
【筆者のインデックス投資実績】
✅インデックス投資歴 5年以上
✅積立額7~8桁(+年利黒字計上)
✅普段はイラストレーター兼暗号資産トレーダー
はじめに言っておくとすべてお堅い方法です。
ちなみに今日紹介する内容より高いリターンを得たい人はこちらの記事もどうぞ。
仮想通貨自体のボラティリティはあるもののこちらも手堅い運用方法です。国内大手企業マネックスグループが運営するコインチェックよりできますので興味ある方は実際にはじめてみてもいいかもしれません。
正直インデックス投資よりもハードルが低いです。IT分野に可能性を見出している方はクリプト分野=仮想通貨に投資するのは大いにアリかと思います。
円安とは(簡単にわかりやすく)
中学生でも知っている内容なので超簡単におさらいします。ざっくり例をいうと
1ドル=100円→1ドル=150円になったとき(←これが円安です)
これだけじゃわからない方向けに円安になるとどうなるか以下です
例:1ドル=100円→1ドル=150円になったとき日本人ちゃんがアメリカ人ちゃんに円とドルの両替を頼んでいるときの様子です。
100円払うから1ドルちょうだい
OH.sorry!イマエンガヤススギルネー カエナイネー
ユー、150エン ハラウナラ 1ドル クレテヤッテモイイヨー
このような状況が円安です。今までは100円で1ドル手に入っていたのに、150円払わないと入手できなくなっています。『円の価値が安くなってドルを交換するのに円を多めに支払わなくちゃいけない』=これが円安です
現代の円安がヤバイ理由3選(読み飛ばしてもOK)
現代の円安の原因は以下です。理由は3つありますが原因を知ったところでぶっちゃけ個人ではこれら原因となっている癌を取り除くことは不可能です。なのでさらっと読む程度で十分。
部材不足の中での円安
円安の追い風で日本の製造業は大量の注文を受けています。
しかし、製品を作る部材(半導体・アルミ・銅・樹脂)が不足している為、作れません。
製品を出荷するころまでに円安が加速すれば、赤字製造という最悪の事態も待っており、ドル取引となるとこれはさらに火の車です。「関係ない業種だから大丈夫!」と思ったあなた!関係ありますよ~~。以下を読むとわかります。
原料高騰化の中での円安
日本の製造業は、ほぼ海外からの輸入に頼っています。原油・鉄・アルミ・銅・石炭、製品の原料となるものの大部分は輸入です。原料の高騰化・部材不足・円安が加わり、言わば原料の争奪戦が勃発。原料代は高騰化の一途をたどっています。
企業の物を売るコストが高くなり、必然的に物価が上昇します。(もちろん上記の状況ですから給与は上がりません)経済とはお金の流れなので他業種にも繋がり影響し合います。
円安で電気代が高騰
原油や石炭の高騰化は、電気代の高騰化を招いています。
大量に電力を消費する製造業にとって電気代の高騰化はまさに死活問題。
実際昨年から20%近く電気代が高騰化しており、経常利益を圧迫している状態になっています。
石油や石炭は今後も見通しがついていない為、電気料金は引き続き予断を許さない状況にあります。
円安はこれからも進みそうな理由3選
一応円安が進みそうな理由を書いておきます。
背景には円安ドル高の背景には日米の金利差拡大があります。
日米両国とも景気の悪化を受け、長らく金融緩和政策をとってきました。金利を0%近くまで引き下げたままにし、景気の回復を図ろうとした直近の歴史があります。結果としてアメリカでは物価や賃金が大幅に上昇し、今度はインフレを抑える必要が出てきました。以上を踏まえたうえで円安進行の理由は以下です。
円安が進む理由①:アメリカの金利引き上げ
アメリカの中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は金融緩和の正常化に向けて、3月に金利の引き上げを実施しました。一方日本銀行は依然として金融緩和を継続しており、超低金利状態が続いています。実際にこれが円安を招いており、今後も続く見通しです。
円安が進む理由②:日本は金融緩和政策を維持
日銀は短期金利をマイナスに、長期金利を0%近くにする現在の金融緩和政策を今後も続けると明言しています。日本でも物価は上昇していますが景気はまだ回復しておらず、賃金も上がっていません。物価の上昇も心配するほどではないとして、日銀は金利引き上げを否定しています。これも円安を加速させている理由の一つです。
円安が進む理由③:将来的な人口減少・GDPの低下
国力が低下すれば海外の人は「日本オワコン」という認識を持ち、日本に期待できないので日本の株や円は売られ、海外に資産(主にドル)に需要が高まります。すると相対的に円の価値は下がり、円安へと導かれます。これは人口統計という経済指標として予測の立てやすいデータであり、海外からはすでに日本はオワコン(あくまで経済面で)という認識が高まっています。
一番大きな理由は日米の金利差ですが、他上記の理由で円を売ってドルを買う動きが強まります。こうして円安が進んでいくという見込みが専門家の間で予想されています。
では、これから下り坂の日本経済で個人の収入が目減りしていく中、具体的に個人でできる円安対策をレベル別に列挙します。
円安で個人ができる具体的対策Lv1:仮想通貨に替えておく
これより本題として個人ができる円安対策をレベル別にガイドします。
今回紹介する中で円を仮想通貨に替えてしまうことが一番手軽に始められます。目次を見て意外に思った方もいるかもですが「スマートフォンで10分程度手続きして今日中にも仮想通貨を買えるようになっている」くらいには簡単です。
ビットコインやイーサリアムは仮想通貨は世界共通の通貨として扱える魅力があり、さらに海外ではスターバックス社やコカ・コーラ社がビットコインを決済手段として認めているほどです。
円の価値が下がるにつれて仮想通貨を買うのにも高くつくので円安が進む前に買っておくと良さそうです。
仮想通貨は世界共通で取引されているので円安がさらに進行して円の価値が下がれば、仮想通貨を買うのにも高くついてきます。
どうせ買うなら、これ以上円安が進行する前に買っておいたほうがよさそうですね。
口座開設方法は10分くらいのスマートフォンでの手続きで全て完結でき、口座の維持費(年会費やサブスク)などは一切かかりません。詳しい手順は実際の画面付きで以下にまとめています↓
円安で個人ができる具体的対策Lv2:外貨を稼ぐ
海外観光客向けのビジネス・NFTビジネスが例です。がこれらはある程度の準備やマーケティングスキルが必要です。そこでまずは「外貨を稼いでみる」ということから始めてみると良さそうです。
例えば筆者のオススメとしては「Wewealth」というSNS視聴サービスです。
視聴サイトということでWewealth内で動画を見ると稼げるようですが、なんと観なくても稼げます。海外では日本よりも景気が良く、サインアップするだけドルが貰えるというサービスが普及しつつあります。
具体的な手順は以下2ステップの最短手順でドルを受け取れます。完全無料でできますので今一緒にやってみることをオススメします。
一緒にやった方はこのチャプターを読み終わる頃にさっそく25ドルゲットです!
Wewealthにて最短でドルを稼ぐ具体的手順
①Wewealth(公式サイト)にアクセスし「SIGNUP」をタップ
②↓5つの必要事項を入力しサインアップする。(本名でもいいですが心配ならニックネーム&普段使わない適当なメールアドレスでOKです)
捨てアド&ニックネーム(本名&住所などの本人確認不要)でできるのでノーリスクで始められます。
↓②の画面を拡大(サインアップするだけで25ドル手始めに受け取ることができます。)
↓筆者のWewealthの画面
筆者もちょっとだけやってみた結果、筆者はすでに1000ドルほど出金済みで、今もなお上記程度にはお小遣いを稼いでいます!
また、ドルで受け取れるので円安になればなるほど貰える円が多くなります。キャッシュアウトにてPAYPALや各種銀行・ほかにもメタマスクなどの仮想通貨払いなど幅広く対応しています。
海外のサイトですが上画面の通り日本語にも対応してるので安心ですね。日本ではユーザーが少なく情報もかなり少ないですがこのように稼ぐことはできます。試しにドルを持ってみるのに最適かと思います。
さらに詳しく知りたい方はコチラも参考にどうぞ↓
円安で個人ができる具体的対策Lv3:インデックス投資
レベル1・2ができたら次はレベル3にも挑戦してみてください。もちろん飛び級してインデックス投資という円安対策でもOKです。
円安対策に円をドルに替えて積み立て投資する方法です。手続きでいえば仮想通貨の口座開設より手間がかかる場合があります。証券会社によって実際の書面の送付があったりする場合があるからです。
しかし米国含む世界全体に投資することで「円」という単独資産から資産を分散させることができます。しかも一度設定すればほぼ放置でOKというメリットもあります。
円をドルに替えるだけでなく。長期的(20年ほど)に投資すれば年利5%ほどが平均的なリターンと言われています。デメリットは長期投資が前提なことですが円に全力投資よりはよっぽど安全そうです。
詳しくは以下にまとめていますので実践される方は以下をどうぞ
まとめ
まずはレベル1の「仮想通貨を持ってみる」orレベル2の「ドルを持ってみる」だけでもやってみるといいと思います。どちらも無料で始められます。
長期投資でコツコツ積み立てたいひとはインデックス投資もいいでしょう。
「資産は分散して持つ」というのは資産家の間では常識です。以上から円安対策をやるべきかやらないべきかの結論は、結論=「対策すべき」です
悲しいことに円だけで貯金しているとあなたの銀行口座のお金がこうしている間にもどんどん目減りしていきます。せっかくここまでこの記事を読んで何もしないとお金だけでなくこの記事を読んだ時間まで損してしまいます。すぐに行動して未来を変えていきましょう。
また、記事中にちょっとだけ触れましたが絵が描ける人はNFTで仮想通貨を得る方法も良さそうです↓